元オンライン英会話サービスCTOのオレが勧める英語学習iOS(iPhone iPad)アプリ
前回このように、毎日英語を一緒に学んでくれる人を集めたところ20人近くの人が集まってくれた。
どのようなことを勉強したのか報告してもらっているんだけれども、スマホのアプリで勉強している人がけっこういるようだ。
オレはコンテンツの豊富さや、復習するときの一覧性が高いので本で勉強するほうが好きだけれど、通勤の電車での移動時間なんかは本を出すよりはスマホの方が確かに楽だ。
英語学習用のアプリもたぶん普通の人よりはたくさん調べて触ってみているので、その中でオレが購入して使った結果、コレは良いぜというを紹介してく。
英語学習アプリで重要なところはこの2つ
- コンテンツが良い
- アプリが使いやすい
コンテンツが良いのが大前提で、誰がどういう根拠で集めたコンテンツなのかが重要だ。 特にどんな根拠で集めた単語集なのかわからないものを勉強するのは効率が悪い。
なので無料アプリよりは有料アプリを買っていったほうが効率がよいよね。
書籍をベースに作っているアプリのほうがコンテンツが確かである。
ただし書籍ベースの場合は作っている会社は出版社で、そのため外注でアプリを作っているために使い勝手が非常に悪い物が多い。
こういうアプリをITリテラシが高い人やソフトウェアに関わっている人がこのような使い勝手の悪いアプリを触るとイライラしてしまう。
なので今回紹介するのは、コンテンツがよく、アプリの使い勝手が良いまたは、そんなにひどくないものを上げてみる。
英語ニュースアプリ
Newsela
基本的に無料で使えるニュースを多読できるウェブサービスのスマホアプリ。 アプリの使い勝手はそんなに良くないけど、1記事が適度な長さである。
同じ記事の内容を英語レベル別書いてくれているので自分のレベルよりも少し下ぐらいのレベルでサクサク読めるレベルにしてたくさん読むのが効果的だ。
発音練習アプリ
Elsa speak
発音練習アプリ。最近このアプリにハマって毎日使っている。 マイクに向かって発音するので、家でしかできない。
何回間違った発音をしても呆れた顔をされたりしないので、英会話学校やオンライン英会話の先生に向かって練習するよりも心が折れないのでおすすめ。このアプリで練習した後に、対面等で英語の先生にチェックしてもらうと効率が良さそうだ。
あと風呂に入りながら練習するとエコーがかかってしまって当たり前だけど全然うまくいかない。そりゃそうだ。
Listening Hacker Pro
英文の単語と単語のつながりや、文末の子音を発音しないなどというルールを学習できるアプリ。 確認テストがけっこうむずい。
このアプリを使うとなぜ "I got it" が「アイガリッ」と発音するかを理解することができる。
Listening Hacker には無料版もあるのでこちらで試していい感じだったらプロ版を買ってみるといいだろう
Real 英会話
使い勝手も良くて内容も面白い口語の英語を勉強できるアプリ。
日本語と英語の訳が直訳ではなく、日本語でこう思ったときに英語で何ていうんだろうを学べる。
毎日コツコツ勉強するようって言うよりは、他の勉強に飽きたときなんかに眺めてみると面白い。 オンライン英会話や英会話スクールで、このアプリで学んだフレーズを言ってみて、それが通じるとけっこう嬉しい。
例えばこんな感じの言い回しを勉強できる
This hit the post.
やっぱりコレに限る(食事に対して)
瞬間英作文
瞬間英作文は英語発話するのをスムーズにする練習で、同じ英文を何度も音読する。ほぼ筋トレなのでけっこう辛いが効果は抜群だ。英語を喋れるようになるで一番効果が高いと思う。
アプリだと何度練習したのかを記録してくれているので、10回やるぞという目標を立てて実践しやすい。
このアプリもとても使い勝手が最高に良いというわけではないが、何年か前よりずっとましになった
英単語学習アプリ
英単語学習アプリは、コンテンツもよく使い勝手が良いアプリを探したい場合は、 書籍ベースのアプリを作っている物書堂が作っているアプリの中から自分にあったものを選ぶのが良いだろう。
TOEIC向け 金のフレーズ2
TOEICで頻出の単語帳の鉄板「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ2」のアプリ。 TOEIC対策をしたい人はコレがよいだろう。
初心者向け: 英単語ターゲット 1900
旺文社のベストセラー 「英単語ターゲット 1900」は、中学校で習った英単語ぐらいはぎりわかるけど、高校で習ったのは怪しい人なんかには向いている
Vocabulary.com アプリでNGSLを勉強しよう
英語は英語で勉強した方が良いなんて言われているよね。
英英辞典で辞書を引けなんて事もいうよね。 英語で英単語を勉強するを実現しているのが、Vocabulary.comという単語学習のウェブサービスがある。
このウェブサービスもアプリもそんなに使い勝手が良くないんだけど、 ユーザが作ったリストを登録することができるという機能がかなり良い。
このリストの中でNGSLという、頻出単語のリストを使って学習するととっても効果的だ。
NGSLはエライ大学の先生が作成した2800語からなる基本単語リストで、2016年にもアップデートされている
(http://www.newgeneralservicelist.org/ より引用)
NGSLの日本語での説明はこのページがよくまとまっている、Toeicの問題のカバー率なんかも検証してみている。 https://ei-raku.com/2017/10/ngsl-all/ei-raku.com
NGSLのリストは、Munkh J.さんの作ったNGSLのリストが全部網羅されていて良さそうだ。 https://www.vocabulary.com/profiles/A1B5L3FV71HOW6
このVocabulary.com にはアプリもあって、スキマ時間にこいつを使って勉強するのが良いだろう。なんたって安いし。
一つ問題があるとすれば、簡単な単語の説明の英語の説明が難しくて辞書を引く羽目になってしまう。
別の書籍やアプリで基本的な単語を押さえてから、Vocabulary.comを使い、うろ覚えだった英単語を英語で学ぶことによって記憶に定着させることができそうだ。