CO2センサーを使ったポモドーロタイマーを作って二酸化炭素濃度と生産性の相関を調べてみよう!
qiita.com クソアプリアドベントカレンダーの2021年9日目でございます。 今年もこのアドベントカレンダーに投稿しているので今年も皆勤賞を更新だ。
二酸化炭素濃度が高いと生産性が下がるって言うじゃない? なのでオフィスでは定期的に換気が推奨されてるじゃない?
本当に二酸化炭素濃度が高いと生産性が下がるのかな? ちゃんと自分で確かめた人いる?
どっかのネットの記事を目を通しただけで鵜呑みにしてない?そういうところだぞ。
オレは確かめた。お前らはどうする?
さぁというわけで今年のクソアプリだよー
二酸化炭素濃度で本当に生産性が下がるのかが気になるし、換気のタイミングを時間ではなく数値で知りたいよね。 普通の二酸化炭素センサーだとグラフ表示ができないし自分で下記のような要件を満たすものを自分で作った。
- 現在のCO2濃度をディスプレイ表示してすぐみたい
- これは既存の家電でも出来るけど当たり前だけど自分で作ったほうが安い
- CO2濃度をグラフ表示したい
- 生産性を確認するために定期的に自分の状態をGoodかBadか記録したい
- ポモドーロタイマー機能を付けて1ポモドーロ(25分)が経過したタイミングで評価を送信できるようにした
さぁその作り方はというと
まずM5Stackを買います。
M5StackはESP32ベースでディスプレイやGPIOがついていて便利なガジェット Arduinoと同じでProcessingでプログラミングが出来るすぐれもの。結構大学の研究室に行くとプロトタイピングで使わている。
M5Stack M5Stack Basic V2.6 - スイッチサイエンス
次にCO2センサーを輸入します。
M5StackにはGroveを接続できる穴が一つあるので、CO2と温度と湿度を測れるセンサーがあるのでネット経由で買います。 Grove - SCD30 CO2 & Temperature & Humidity Sensor for Arduino - Seeed Studio
M5StackとCO2センサーを接続したら定期的にセンサー値をAmbientに送ります。 AmbientはAmbientはIoTデータの可視化サービスで、センサー値をグラフ表示する機能を無料で使わせてくれる大変ありがたいサービスです。 Ambient
したらこんなんが出来る
デモ
デモ用にポモドーロタイマーを25分のところを10秒にしている
グラフ表示はこんな感じ(このグラフの例だと勤勉に生産性を記録しなくなってからのグラフなので 二酸化炭素濃度と、気温と、湿度しかほぼデータがない まぁいいじゃねぇか)
結局 二酸化炭素濃度と生産性の上下に相関があるか
1ヶ月ほど真面目にポモドーロタイマーの結果後のGoodかBadかを送信してみたが、 二酸化炭素濃度と自己認識の生産性(Good or Bad)の相関は無かった。
そんなことより、仕事が内容の方が相関しまくる。 ムカついていると生産性が低いし、忙しくても集中して生産性高く仕事をこなせる(こなしたあとの反動が大きい)
結局作ったものの意味ねーじゃんって
いいんだよ、わかりやすい相関がないこととがわかったんだよ。 じゃーな風邪引くなよ