コンユウメモ @kon_yu

作ったガラクタとか、旅行とかの話

「うわっ・・・AWSのサービス、多すぎ・・・?」サービスの正式名を辞書で解決、これでDainamoDbなんてTypoからおさらばさ

Xin Chao!(シンチャオ!)ベトナムからこんにちは、仕事の関係で現在ホーチミンからこの記事を書いてるよ

毎度おなじみクソアプリ2 Advent Calendar 2019 3日目の記事でございます

AWSのサービスってどれくらいわかる?ELBやEC2、RDSなんて定番だよね。 Managed Blockchainなんてブロックチェーン向けのサービスもあったり知らないサービスがたくさんあるんだ。

ところでAWSのサービスってAmazon S3とかAWS LambdaとかAmazon 〇〇やAWS 〇〇と接頭語がつくんだけど知ってた??

その接頭語のAWS, Amazonはいまいち法則性がない。

AWSのロードバランサであるELBことElastic Load BalancingはAWSAmazonのどっちがつくと思う?

答えは何もつかないElastic Load Balancingが正解。ロードバランサじゃなくてロードバランシングなのも罠だよね

うん。わかるかよ

それにDynamoDBをDainamoDbなんてサービス名をタイポするのは恥ずかしい。 Amazon Elasticsearch ServiceもElasticSearchだっけElastic searchだっけと迷うポイントはたくさんある。

特に正式なドキュメントを作成する際には間違えを防ぎたい。だからといって毎度AWSのサイトで確認するのは面倒だ。

そこでWindowsでもMacでも(Linuxでも?)使えるGoogle日本語入力向けにAWSのサービス名の辞書を作った。

f:id:kon_yu:20191128095205p:plain

これもうマジ超便利、導入したらもう戻れない。AWSの人から1円ももらってないのに何をこんなに頑張っているんだオレは。

辞書ファイル

詳細辞書 aws_dic_detail.txt

AWSのサービスのAmazonまたはAWS接頭語のついた正式サービス名バージョン

辞書ファイルはこちら  https://raw.githubusercontent.com/konyu/aws_dic_for_google_ime/master/output/aws_dic_detail.txt

辞書の中身はこのような形式

読み 単語 品詞
えすすりーぐれーしゃー Amazon S3 Glacier 名詞

シンプル辞書 aws_dic_simple.txt

普段使いの接頭語のつかないシンプルなサービス名バージョン

辞書ファイルはこちら  https://raw.githubusercontent.com/konyu/aws_dic_for_google_ime/master/output/aws_dic_simple.txt

辞書の中身はこのような形式

読み 単語 品詞
えすすりーぐれーしゃー S3 Glacier 名詞

インストール方法

Google日本語入力の辞書ツールを開き f:id:kon_yu:20191128094413p:plain

新規辞書にインポート f:id:kon_yu:20191128094417p:plain

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インポートに成功するとこのように辞書が追加される f:id:kon_yu:20191128094424p:plain

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Demo

辞書をインストールしないで試せるようにデモサイトはこちら

https://konyu.github.io/aws_dic_for_google_ime/

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AWSサービスIME辞書生成スクリプトの作り方

github.com

AWSのサービスの正式名称のGoogle日本語入力向けの辞書ファイルを生成する

Input

辞書ファイルのもととなるデータは input/aws_services_name_base.tsv にあるTSVファイル

TSV内のフォーマット例

AWS接頭語 サービス名 読み方1 読み方2 読み方N番目
Amazon ElastiCache えらすてぃっくきゃっしゅ えらすてぃっきゃっしゅ

複数の読み方がある場合はタブ区切りで右に追記していく

Output

辞書ファイル生成するにはRubyスクリプトを実行する

ruby aws_services_name_base.tsv

outputディレクトリに辞書ファイルが生成される

ロケットビーバーイ! Tam biet(タン ビエッ)