ジメジメした梅雨の時期はニュージーランドでリモートワークがオススメ
やぁやぁ君たち、まだ北半球で消耗してる?
7月の頭に蒸し暑い梅雨の日本を離れて、カラッとした冬のニュージーランドに滞在してきた
日本からの時差も少なく温暖な気候のニュージーランドは快適に過ごすことが出来た
※この記事はコンパシーマガジンに寄稿した記事に、無駄なことを足しまくって改編した記事です。 blog.compathy.net
オレの名前はコンユウ、フリーランスのソフトウェアエンジニアだ。ニュージーランドでは余暇を過ごしつつ、日本でやっている仕事をしてきた
仕事をするに辺り、下記のことをお伝えする
気候について
ニュージーランドは西岸海洋性気候に属し、ヨーロッパではイギリス、フランスなど、北アメリカではアメリカのシアトルやカナダのバンクーバーこれにあたる
ほら、社会の授業で習っただろ?緯度の高さの割に温暖な気候なんだ
オレがニュージーランドで過ごした7月上旬のある日の最高気温、最低気温は、オークランドで最高気温16℃、最低気温は5℃、更に南下したクライストチャーチで、最高気温13℃、最低気温は3℃でだった
関東の秋から冬にかけての気候に似てる
ちょうど梅雨真っ盛りの日本のジメジメした気候から、ニュージーランドのカラッとして涼しい気候に行くと、とても気持ち良かった
オークランドはヨットの町なんだぜ
物価について
物価と一言で言っても旅行者がお金を落とすものは、ホテル、食事、交通費、レジャーの4つ程度だ
この4つについて日本と比べてどうかと言う視点で比較する。厳密な数値というよりオレの印象だけれども
ホテル
日本と同等程度、シングルルームで5000円ぐらいから、ドミトリーだと1500円ぐらいから
今回はドミトリーを泊まって、外国人旅行者と一緒に泊まって交流し。疲れた後半はホテルに泊まった。 ニュージーランドのゲストハウスはキッチンが付いているし、洗濯機と乾燥機があって便利
去年行ったラオスでは洗面台で服を洗って部屋に洗濯紐を吊るしてからかなり楽だった
食事
レストランは日本より少し高い、そこそこ美味しい物は1500円〜、スーパーマーケットだと日本と同等程度物によって日本より安い
交通費
日本よりやや高い、バス、フェリーに乗ったが双方とも日本の同等の距離で1.5〜2倍程度割高な印象
レジャー
地球の歩き方のニュージーランド版を見る限りは日本と同等程度かな
オークランドにある博物館は、入館料とニュージーランドの原住民マオリ族のハカ(ラグビーの試合前にするあれ)のショーが付いてて45NZDだった(1NZDが70~80円ぐらいだったかな)
ネットの速度
ソフトウェアエンジニアの仕事をしている人もしていない人も仕事で調べ物にネットを使う人は多いだろう
そんな時に遅くて使いものにならないなんてことになったら困るわけだが、そこはご安心ニュージーランドは固定のネット回線も早く、携帯電話のLTEも普及している。オレはネット接続したのはホテルのWifiと、Simフリーのスマフォに旅行者用のSimを刺して利用した
滞在したホテルのWifiの速度は、下りで3Mbps〜5Mbpsでした、日本とのSkypeやYoutubeの動画の閲覧、Facebook, Twitter等を利用するには全く問題なかった
旅行者用のSimについては、Vodafone社の旅行者用のSimを空港で買って利用した。Vodafoneがニュージーランドでは一番普及してるっぽい、日本のdocomo的存在かな
オレが購入したものは49NZDでデータ通信3GB, 200分通話、200回テキストメッセージ送信できるものだ(http://www.vodafone.co.nz/travel-sim/)
スマフォではGoogleマップ、Facebook, Twitter、さらにテザリングでPCに接続してネットの閲覧しても全てにおいて取り立てて遅いと感じること無く利用できた
今回買ったSimフリーのスマフォはFreeTellのエントリーモデル
安いし、画面が小さいので手に持って落としにくいのも良い旅行用にはちょうどいい。
ニュージーランドは良いけど治安が微妙な国に行くときは外でiPhoneなどハイエンドのスマフォを見せびらかしていると「私はお金を持っています」と言っているようなものなので、iPhone自体の盗難や強盗のターゲットになりやすい。海外旅行は金持ってななさそうな格好をするに限る
日本のメンバーと仕事がしやすいか
日本の仕事もニュージーランドでするに辺り、一番心配していていた日本で一緒に仕事しているメンバーと仕事がちゃんとできるか?と言う問題がある
結論から言うと特に問題はなかった。むしろ快適に過ごすことが出来きた
上述のネットの速度が問題がなかったこと、さらに時差が日本より3時間早いこと快適に仕事ができた理由となる。
時差が日本より3時間早いとなぜ快適だったか
まず前提として3時間早いということは、日本が朝10時の時にニュージーランドは13時、日本が13時の時にニュージーランドは15時ということだ。
観光する場合は弾丸スケジュールでない限りは、オレの観光するスタイルは基本的に朝から昼にかけて観光し、夜はホテルもしくはホテル周辺でゆっくりする。同じような過ごし方がをする方は多いのではないだろうか?
実際、滞在先で観光してからや、次の街へ移動し落ち着いたニュージーランド時間で15時ぐらいから仕事をし始めていていても、 日本にいる他のメンバーから見ると13時から仕事をしていることとなり、業務時間と大きなズレがないのだ
1日の半分は観光で体を動かし、残りの半分で頭をつかうのでぐっすり寝ることができると言うわけだ
仕事はチャットツールやGithub、ビデオ通話で打ち合わせもしたがネット回線が貧弱でないため何も問題がなかった。 まともな会社のソフトウェアエンジニアであればニュージーランドでリモートワークは十分可能である
以下の様な場所や、ホテルの自室ので仕事をしてた。コワーキングスペースに行こうかとも思ったが、宿泊先のネット回線が十分だったのでそのまま作業をした。
ゲストハウスの共有スペース、暖炉の前で仕事
スマフォをテザリングしてベンチでも仕事
ニュージーランドの英語について
基本的にはイギリス英語。駅の看板の出口がExitではなくWay outだったり、持ち帰りがto goではなく、take awayだったりする
現地の人々は親切でいろいろ教えてくれるけど英語自体がけっこう早口で情報量が多い分、むしろオレの英語力だとよくわからないことが多かった。 東南アジアの辺だとみんな英語が下手くそだからしゃべる文量が少ない分聞き取る量が少ないので理解しやすいんだけどね
英語の訛りについては、上記のような英語力なのでそんなに訛りを感じることがなかった。基本的に外国人観光客の相手をするようなレストランやホテルの人、外国人旅行者としか話してないのでそんなもんだろう。訛りを感じたのはバスの運転手のおじさんぐらいかな
ニュージーランドは白人が多いけれど、大都市であるオークランドはインド系や中国系の人も結構いるし、ワーキングホリデーの日本人も多い
オークランドのゲストハウスではワーキングホリデーに来ている日本人が受付していた。
"Hi,I have a reservation today, My name is xxx" とか言ったら日本語で返されて頬が赤くなった
ニュージーランドでエンジニアをしている日本人はっしーさんに会ってきた
ニュージーランドから日本のSIerを定期的にdisってるブログを書いてるはっしーさんと言う人がいる 定期的にバズって(炎上)させているので記事を読んだことがある人もいるだろう。
ざっくり以下の様な主張の記事が多い
- 日本の労働環境はヒドイのが多い
- 特にSEはクソアンドクソ
- ニュージーランドのエンジニアの労働環境は最高、日本のエンジニアは日本を脱出せよ
ニュージーランドのエンジニア事情の話がオレはとても好きだし、SE disってる記事もざっくり日本のITエンジニアの労働環境が悪いのはほぼ同意する。
反面、重箱の隅をつつくようだけどWeb系のエンジニアは、ゲロほどブラックなところもたくさんあるけどわりと自由にやれていると思うし、受託開発系の会社でもうまくやっているところもある
この辺りどういうふうに捉えているのかなぁと思ってTwitterで「飯おごるから会おうよ」と声かけたらホイホイついてきてくれた。
それにオレは数年前から割と自由にやれているし、日本でも個人としてエンジニアとしての腕があれば(腕を証明できるアウトプットがあれば)仕事に困らない。なのでブラックな労働環境にはならないよって話をしてきた
彼の周りにはエンジニアリングのスキルで自由をゲットしているタイプの人は居なかったらしいので、こういう人もいるんだよということを伝えることはできたのかなと思う。
伝えられたからなんだってのはさておき、「とは言ってもxxxがないから…」などとブラックな労働環境に居続けて心も体も壊していく人たちを少しでも元気づけたいという気概があるナイスガイだった(日本に来たらこんどはおごってください)
はっしーさんは激務のSE時代に必死こいて英語を勉強し、IELTSで留学可能なスコアを取得してニュージーランドの大学に入ったのは並大抵の努力ではないはずなのだ
オレのことははっしーさんのブログにも書かれている。こちらは全然炎上せずスーンって感じ
その他旅の思い出
日本にある謎のスウェーデン村情報をスウェーデン人から聞く
クライストチャーチのゲストハウスに泊まった際に、同室になったスウェーデン人が言っていた 「日本にはスウェーデン村があるって本当か?」と聞かれて、「そんなんねーよっ」て答えたんだが、後で調べたらオレの地元の北海道にあった。
日本語訳されてるまとめサイト
劇訳表示。 : 「日本に、我が国ソックリな住宅地があるんだが・・・」【海外反応】
フェリーの上で食うサンドイッチがサンドイッチを食べるというUXの最高峰
オークランドから近隣の島にフェリーがいくつか出ていて、その中でランキドト島に行ってきた。フェリーの乗船時間は30分ほど
そのフェリーのデッキで食べるスーパーで買ったサンドイッチは最高に美味しかった。料理の味はシチュエーションによるのだ。 サンドイッチを食べるUXを極大化するニュージーランドのフェリーで食べるのべきなのだ
忘れちゃいけない観光情報
旅行会社のパンフレットでニュージーランドの物を手にとったことはあるだろうか?
大体のパンフレットにはテカポ湖の星空ツアーというものが人気がある。ニュージーランドの多々の観光名所の中からオレが堪能してきたテカポ湖についてお伝えする
テカポ湖というのは世界有数の星空が見える町があり、星空が見えるよう星空保護区に指定されている。 星空がよくみえるベストシーズンは6月~8月なのです、また月明かりのない新月とその前後がおすすめです。月齢カレンダーを参照してスケジュールに組むことをお薦めなんだな。
行き方
テカポ湖はニュージーランドの南島にあるクライストチャーチからバスや車で4時間程度。レンタカーでも行くことは出来るが、高速バスでも行くことも可能
オレはnakedbus(https://nakedbus.com/home)というバスを日本から予約して行った。日本でクレジットカード決済をして簡単に予約できた。
テカポ湖
テカポ湖は昼と夜とで違う美しさがあり、昼はトレッキングをしてミルキーブルーの美しい湖散策することができる
テカポ湖 昼
善き羊飼いの教会 昼
夜は湖周辺の空を見上げミルキーウェイを眺めることができる
もっと良いカメラ買っておけばよかったが、コンデジでも三脚を使って固定して絞りとシャッタースピードをコントロールすればこれくらいは撮れる
善き羊飼いの教会 夜
星がいっぱい見える
クライストチャーチ大聖堂
写真は以下の様な感じ、2011年の地震で崩れた大聖堂の替わりに日本の有名な建築家が設計した臨時の教会がある。本物の大聖堂が修復が完了した際には、取り壊しされるので見に行きたいならいまのうちに
紙で出来ている教会で、cardboard cathedralと観光ガイドに書いてあったりする
クライストチャーチ大聖堂
この協会のトイレの手を洗った水を飛ばすやーつがダイソン製で半端ないパワーを見せつけていたので、クライストチャーチに行く際には是非試して欲しいということで締めささせていただきますと
ニュージーランドのトイレにあったダイソンの手を拭いた水飛ばすヤーツ すごいうるさい TOTOの偉大さよ pic.twitter.com/a5kvu01LyF
— コンユウ (@kon_yu) 2016年7月2日