サウスピークで英語留学 ~ 3回目 現地のウェブサービス使ってみた編
現在サウスピークというフィリピンはセブにある英語の語学学校に今月から4週間勉強しに来ており、後半戦の3週間目が経過した。
今回はソフトウェアエンジニアの開発を生業にしているので、海外に来るとできるだけ海外のサービスを利用して見るようにしている。 現地の人にヒアリングしてみたり、使ってみた感想も共有するよ。
これ読んでる人にセブへの英語留学の参考になるのか疑問が出てきたが、いいか、もっと普通のサウスピークがこんなところですって書いてるブログはたくさんあるし。 ソフトウェアエンジニアで英語なんとかしなきゃなぁって思っている人が興味をもつようなことを書いていきたい。
索引となるまとめページはこちら konyu.hatenablog.com
ソフトウェアエンジニアの開発を生業にしているので、海外に来るとできるだけ海外のサービスを利用して見るようにしている。 現地の人にヒアリングしてみたり、使ってみた感想も共有するよ。
ざっくりいうと東南アジアに広く展開しているGrabはとてつもなく便利だった。 フィリピンのサービスはオレが使ったものに関してはどっかで聞いたこととあるようなサービスのローカライズといったところだ。 わかりやすく言うと日本でのサイバーエージェントが得意な戦法。
メッセージングアプリのどれが一番メジャーか聞いてみた
Lineやwhatsapp、WeChatなどいくつかメッセージ送信機能のあるアプリで何を一番良く使うか、空港のSimカード屋さんの店員や、携帯電話ショップのスタッフ、レストランでマネージャーっぽい人に聞いてみた結果、Facebook messengerしか使わないと言う回答を得た。3/3なのでまぁそんなところかもしれない。 学校の先生3人にも聞いてみた結果、Whatsappも使ったことあるけどFacebook messengeerしか使ってないそうだ。
そういえばフィリピンの人はFacebookが超好きって聞いたことがあったが、メッセージングのアプリでもそうらしい。
Grab
Uberが東南アジアから撤退する要因となったタクシーアプリ。UberはGrabの株の10数%を持つことでこれに合意したはずである。撤退の仕方がスマートだ。 大人の事情と一言ですますのもなんだけど、日本のペイメントシステムが乱立しているのもこれを見習ってほしい。便利な社会にすることが大人の役割じゃんじゃない?
先日マレーシアに行った際にアプリをインストールして使ってみたが、Grabはいつの間にかタクシーアプリだけではなくて、いくつかの機能がある。 トップ画面にあるものだけでも下記のようなものである。
- タクシー機能
- QRコードを含むペイメントシステム(個人間で送金も可っぽい)
- 携帯電話のタップアップ(課金)
- フードデリバリー
- 配達
- ホテル予約(これに関しては現在のところAgodaにつながるだけなので独自でやってるわけではないようだ)
この中で使ったものは、タクシー機能、携帯電話のタップアップ、フードデリバリー
タクシー機能は言わずもがなで超便利で、迎車ができて、行き先もアプリで指示できるので簡単だし、事前にいくら掛かるか決まっているので、ぼったくられることもない。 釣りないとかタクシー関係の揉め事が激減するのでたいへんよい。
渋滞にハマった場合は通常のタクシーだと時間にも課金されるが、Grabの場合それがないので意外と安くすむ可能性もある。
日本と比べると発展途上国は概ねタクシー料金が激安なので移動は基本的にGrabだ。
携帯電話のタップアップ(課金)について、通常プリペイドの携帯SIMで課金する場合は携帯ショップなどなんとなく携帯電話のグッズを置いている店に行って、プリペイドカードを買い、そこに書いてあるシリアルナンバーを登録して1000ペソ分課金するというような処理が必要で結構面倒だ。何年か前のマニラではどうにもわからんくて携帯やさんのおねーちゃんにやってもらっていた。
それがGrabのアプリからなら電話番号に直接チャージすることが出来るので、お店にくことなく携帯のチャージが出来るのだ。超便利
必要な分だけアプリ内のGrab payのポイントを購入しそれを利用して買うことになる。クレカで直接変えないのが若干面倒。それでも店舗にいく手間を考えたらかなり楽である。
フードデリバリー機能については、使おうと思ったがパスポートの写真やこれは住んでいるところを証明する書類のアップロードが求められてのでここでギブアップした。次に紹介するFoodpandaでフードデリバリーを試してみている。
Foodpanda
フードデリバリー。デリバーリー料金が無料のことが多い。 クレカやPaypalを使ってアプリ内で決済できるので、配達してきた人に料金を支払ったりお釣りをもらったりする必要がない。
Grabのデリバリー機能と違って、電話番号さえあれば任意の場所に配達してくれる。
デリバリーの味をしめて2、3日に一回は頼んでしまっている。 学校では食事が三食出るが、お昼の時間に仕事をしているので部屋にある日持ちのする粗食で済ましているし。それに「そいえばオレ大人だからそれなりに金持ってるじゃん」って言うのを思い出したので、食べ過ぎない程度に食べたいものを頼んでいる。
ピザ2切れとサラダを頼んだつもりが、ピザ一切れとサラダおまけにパン2つ、スパゲティ、マッカンチーズ、謎味の甘い飲み物2つと炭水化物攻めにあった。注文は慎重に。
問題と言うかちょっとハードルが高いのは、物が届いたらsmsか電話がかかってくる。電話の場合は非常に訛りの強い英語でかかってくるので非常に焦る、大体はもう玄関についてるってことなのでなんとかなる。I'm coming!って言ってしのいでいる。
Zomoto
食べログみたいなもの。食べログのとかの口コミのランキングについては思うところがあるが、眺めている分には楽しい。 基本的に大きいショッピングモールに入っているレストランに入れば、レストランの偉い人がキュレーションしてくれているのでハズレがないのでそれでいいような気もする。
eatigo
飲食店の予約アプリ。混雑時間以外は割引して食事ができる。マレーシアであったOffpeakというアプリも同じような感じ。アメリカでも似たようなアプリがあるのだろうか。そのうち日本でもどっかの飲食店の予約サービスをやっている会社あたりがパクったサービスを出すだろう。食べログか、ホットペッパーが順等で、大穴がトレタあたりかな
その他
LALAFood: フードデリバリー。セブ島はまだ対応していなかった
honestbee: お買い物代行アプリ。セブ島はまだ対応していなかった
micab: タクシーアプリ。Grabばかり使って試していない
今週の英語学習進捗
発音と、スピーキングの授業、それにプレゼンテーションやディスカッションをするグループレッスンを受けている。 今週も学習の振り返りはIT業界で有名なKPTを使って振り返りをしている。
KPTとは
KPTはKeep, Problem, Tryの略で日本ではケプトと読む人が多い。 Keepは続けること、Problemは改善したい問題, TryはProblemの解決策として取り組むことである。
今週は3週目なので先週のTryの結果から
Tryの結果
- 会話のフレーズ集や瞬間英作文的な本も日々の学習に組み込む
- 会話で使う本 英会話に必要な瞬発力を身につける NOBU式トレーニング 実践編 , 会話できる英文法大特訓 CD付 を発音レッスンの勉強の合間に音読したり、今日使うフレーズを1つ2つメモっておいて使用するこで小さい達成感を得るようにしている
- 仕事を減らせないので圧縮できるよう集中する、仕事から英語の勉強の切り替えをすぐにやる
Keep
- この学校が謳っている一日8時間以上の学習ができている
- 学習時間を細かくアプリを使って計測しているのでこれは問題ない
- 個別の単語の発音練習を続けている
- 今週から発音のレッスンは短文のイントネーションやリンキングの授業に入りなかなかハード
- 筋肉体操も習慣化できている
- 食物繊維不足にドライマンゴーと飲むヨーグルトを買って摂取
- 昼食時に仕事をしているので食堂に食べに行く暇がないのでそうしているが、夜も面倒でこの食事を食べる日がちらほら
- バナナは大きい房しか売っていなくてて腐らせるので、ドライマンドー、バナナチップ、ミックスナッツなど試してみた結果、ドライマンゴーのみ正式採用とした。ヤクルトは単純に売り切れて毎日のように近所のスーパーで買えないので代理として飲むヨーグルトにしている
Problem
- もっと他の生徒とたくさん触れ合ったほうがいい気持ちが湧いてきた
- おそらく長期的にいる人は金曜日に飲みに行ったりしている見かけると羨ましい気持ちになる
- Toeicの対策の問題を解いてみても特に成長を感じない
- 1週目のときのように言いたいことを言えないもどかしさが出てきた
- 最終日の後どうやってこの学校から去るのか手続きを教えてもらえていない
- 仕事で日本とZoomというソフトを使ってビデオチャットをしているが、相手のカメラや画面共有のデータをこちらの操作でOn/Offできないのでデータ通信量がかさむ
- ミーティングの内容上不要な場合は、映像データを受け取らないっていうのをアプリ上からできればいいのだが
Try
- もっと他の生徒とたくさん触れ合ったほうがいい気持ちが湧いてきた
- 短い期間で本当にやるべきことは英語力を伸ばすことなので残り一週間集中しよう
- とはいえ精神衛生上よくないのでグループレッスンで一緒になった人とは挨拶以外にも話すのは続ける
- Toeicの対策の問題を解いてみても特に成長を感じない
- Toeic対策の勉強をしに来ていないから、毎日少しは触れるようにして落とさない努力をしていけばいいだろう
- 1週目のときのように言いたいことを言えないもどかしさが出てきた
- 最終日の後どうやってこの学校から去るのか手続きを教えてもらえていない
- 最後の授業が終わってから出国するまで日数が殆ど無いので、授業が終わったらすぐに出所してリゾートっぽいところに泊まりたい
- 仕事で日本とZoomというソフトを使ってビデオチャットをしているが、相手のカメラや画面共有のデータをこちらの操作でOn/Offできないのでデータ通信量がかさむ
- これは金で解決するしか無い。週2千円程度だし
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サウスピークで英語留学 ~ 2回目 英語発音編
現在サウスピークというフィリピンはセブにある英語の語学学校に今月から4週間勉強しに来ており、半分の2週間が経過した。 今回は発音レッスンとレッスン後の復習方法について書いていく。
簡単にまとめると復習が大事、頭で感じている発音と実際の口から発している発音は思いの外ずれていて、そのズレを認識し修正していく作業が重要。 PDCAのCが大事
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PDCAで英語の発音レベルアップ
Plan, Do, Check, Actの4つを意識して発音練習すると効率よく英語の発音レベルの精度が上がる。 この4つの動作うち、Checkの観察をして自分の発音を確認することが一番の近道だったのを強調しておきたい。
Plan 発音レッスンの宿題
発音レッスンで使う今日は教科書はこちら、このフォニックスるの本をつかって単語の発音練習をする
CDBフォニックス<発音>トレーニングBOOK (アスカカルチャー)
- 作者: ジュミック今井
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2005/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 25人 クリック: 126回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
授業で練習していく中で、レッスン中に教えられてもうまく発音できなかった単語についてはホームワークとなる。
ホームワークになる単語は先生が生徒のスマフォで発音の動画を取ってくれるので、これをもとに練習する。
先生の正面でどういうふうに口を動かすのかを、ゆっくりと普通のスピードで発音してくれる。
これはとても理にかなっていていて、いざ復習しようとしてもどうやるんだっけ?と教わった内容を忘れてしまうことを防げる。
宿題になった単語はこのようにマーカーが引かれて、発音記号や口の開け方がメモされている。
ホームワークの動画でどういう発音をすればよいのか道筋が立っているので、多少強引にPDCAに当てはめると計画するに相当するPlanとなる。
この発音のレッスンがないといくら後述するアプリで練習しても直す方向性がわからないんだな。発音レッスンは対面で練習しないと学習が難しい。フィリピン留学の真価がここにありと言えるだろう。
Do Elsa Speakを使って発音をしてみる
機械学習を使った発音矯正アプリElsa Speakの任意の単語の発音のスコアでネイティブ度がでる機能を使う。
これを使うとうまく発音できていない箇所が赤、まぁまぁが黄色、正しい場合は緑になる。
まずは宿題の単語を何度か発音してみて、現在の状態を把握する。 宿題になっている単語は全部緑にならないので、次に続くCheck, Actionをして改善を図る
Check 録音データで音声を確認、鏡で口の動きを確認
Elsa Speakで発音のスコアを出すと、吹き込んだ音声を聞くことが出来る。 自分の録音した音声を聞くのは気恥ずかしいが、そこはぐっとこらえて聞いてみる。
すると自分は先生と同じように発音しているつもりであり、発音しているときに自分の頭に響いている音は正しい発音のはずなのだが違っていることに気づくだろう。 オレの場合は特に無声音の子音が聞こえなかったり短すぎたりすることが観察できた。
鏡の前で口の動きを確認するのも効果的で、一つ一つの音は発音できても一つの単語発音する際に教科書通りの口の空け方、舌の置き方ができないことに気づくだろう。 例えばCatだとCとAとTはそれぞれは発音できるけどつなげて発音しようとするとAの発音が口の空き方が小さすぎて違う音になっていたりする。
※ 当たり前だけど本に書いてあるとおりの発音の仕方をするとちゃんと正しい発音になるので驚きだ
音声と鏡で気づきを得たら次はどう改善するかを考える
Act 改善をする
修正点がわかったら次はその修正点を練習する。例えばこんな用な感じ
- 長い単語は、単語を一部をブロックに分けてて練習する。例えばtornadoだったらtorとnadoにわける
- 子音を気持ち強調して長く発音する
- リラックスして口に力を入れすぎないようにする
- 鏡を見ながらゆっくり発音と、普通のスピードで発音する
練習を少ししたらまたPlanではなくてDoに戻ってElsa speakで発音確認をする。
Elsa speakで発音した音が全てグリーンになるまで、スコア的にはネイティブ度が90%超えをコンスタントに出せるようなるまで繰り返す。
この通り、アプリで発音スコアを確認、どこを直せばいいのか把握、改善する箇所を練習、再びアプリで発音スコアを確認を繰り返すと、 闇雲に練習するよりも。ずっと効率的に発音練習が出来る。
今週の英語学習進捗
発音と、スピーキングの授業、それにプレゼンテーションやディスカッションをするグループレッスンを受けている。 今週も学習の振り返りはIT業界で有名なKPTを使って振り返りをしていこう。
KPTとは
KPTはKeep, Problem, Tryの略で日本ではケプトと読む人が多い。 Keepは続けること、Problemは改善したい問題, TryはProblemの解決策として取り組むことである。
今週は2週目なので先週のTryの結果をも書いていく
Tryの結果
- 発音練習は弱点も見えてきたので愚直に練習する
- 苦手なFやVの発音で注意されなくなってきた。まだゼロではないけど
- 毎日筋肉体操をして、痩せ傾向を加速させる
- 体が軽くなってきた以前よりタイガーステップがやりやすい
- 雑談におけるゴール設定をしよう
- 会話のフレーズを用意するのはできた。結局全然使わなかったが、用意したことによる心理的なハードルが下がった気がする
- 日曜の夜に部屋の鍵をおいたまま、部屋の鍵をかけてしまって閉め出されてしまったのでだいたいその話をしていた
- 自習の方法については、日本においてきてしまった最新の研究を反映した学習について書かれているMake it Stick を読み直す必要があるのでKindle版を書い直す
- 飛ばし飛ばし読んだ、雑にまとめる脳に負荷をかけないと覚えないので、ただ書いてある英文を何度も読むだけでは意味がない。自分で覚えているか細かくテストする必要がある。学習対象を使いこなすという行為は汎化する行為なので、多量の学習データのインプットとインプットが何を表しているかの教師データを与えてあげると人間脳は概念化して使えるようになる。まるでディープラーニングのようだ。ディーブラーニングがニューラルネットワークをベースとしているからそりゃそうだって気もする
Keep
- この学校が謳っている一日8時間以上の学習ができている。10時間以上の勉強に関しては、今週は仕事をしなければならない時間が結構あったため未達の日がちらほら
- 発音も力みすぎる癖が抜けてきた。この調子
- 音読を繰り返しているおかげで、少なくとも宿題の英文はなめらかに口から出る
- 筋肉体操も習慣化してきた
- 食物繊維不足にバナナとヤクルトを買って摂取している(昼食時に仕事をしているので食堂に食べに行く暇がない)
Problem
- 自分の云いたいことは割と言えるようになってきたが、先生が急に質問してきた英語などまるで聞き取れない「Which season do you like in Japan?」とか簡単なのさえ2回ぐらい聞き返してる
- そんでそういうのにうまいこと返せてない。「I like spring, .. ahhhh beacuse... ahhhh 」ってなる
- 仕事で勉強時間を確保が少なくなって来ているのに、もう少しコミット率を上げることを求められている
Try
- 会話のフレーズ集や瞬間英作文的な本も日々の学習に組み込む
- これらの本は幸い持ってきているのでこれらを使う 英会話に必要な瞬発力を身につける NOBU式トレーニング 実践編 , 会話できる英文法大特訓 CD付
- 仕事を減らせないので圧縮できるよう集中する、仕事から英語の勉強の切り替えをすぐにやる、一旦休憩せずに読み慣れている英単語集とかを眺めて負荷の低い勉強をするのが良さそう。NHK newsの英語のポッドキャストを聞くのも良いかもしれない。
サウスピークで英語留学 ~ 1回目 動機編
現在サウスピークというフィリピンはセブにある英語の語学学校に今月から4週間勉強しに来ている。
週に一回ブログを書いて学習の進捗を書いて行くつもりだ。 こうすることで自分を追い込んで進捗を出そうという魂胆である。
第一回目は導入編として、そもそもフィリピン留学とはというところから、今回留学することにしたのかという動機についても書いていくつもりだ
ソフトウェアエンジニア的な目線で書いていけたらいいかなと思っている。
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ざっくりフィリピン英語留学とは
語学留学先としてだいぶ有名になったフィリピンへの英語語学留学についてざっくり説明しよう。
フィリピン国はバナナや、マンゴー、最近はドゥテルテ大統領なんかで有名な民主主義国家だ。 スペインの植民地だったこともあり、スペインの影響を受けている。国民の殆どがカトリック教徒だったり、 フィリピン男性をフィリピーノ、フィリピン女性をフィリピーナなんていうのもスペイン語の影響だと思われる(たぶん)
スペインの植民地になったあとは、アメリカの植民地になったおかげで確かバナナのプランテーションが作られたと学校の教科書で習った気がする。 このアメリカに統治されていた影響で英語が公用語となっている。
いっときフィリピンを日本が占領したことあって昔の大東亜共栄圏の地図を見ると元気な頃の中国の元ぐらいの勢いの領土だよね。 「そのまま維持してれば日本語が国際語になってこんなに英語で苦労すること無いのにね」と思ったことがあるのはオレだけではないはず。
デロリアンに乗って過去を改ざんしに行けない僕らは愚直に英語を勉強しなければならないのだ。
またフィリピンは英語は、自然と身に着けた言語ではなく、勉強して身につけたものなので、 勉強して語学を習得しているので論理的に英語を説明できる(ここ重要)。
先進国との経済格差を利用して授業料を抑えることが出来る。
このような理由からフィリピンに語学学校を作り始めた韓国の経営者から始まり、日本人経営の語学学校ができている。
フィリピンで英語留学してから、他の英語がネイティブのカナダやオーストラリアに留学する人やワーキングホリデーにいく人も増えている。
たしかにHello, nice to meet youがやっとの人がネイティブの国に行っても、費用対効果的にもったいないよね。
自己紹介
このブログをはじめての人のために自己紹介を書いておこう。
- 職業はソフトウェアエンジニア、プログラマーとかシステムエンジニアとかいろいろ言い方があるけど、パソコンでカタカタやる人
- 俗に言うSIerという職種の会社に新卒で入社してから5年ほどで辞めて、これまた俗に言うWeb系な会社をいくつか経験した
- 最後に正社員だったのはオンライン英会話サービスのCTOという技術の領域で一番偉い人をしていた
- その後かっこよく言えばフリーランス、昔からある言葉で個人事業主をしていて、ベンチャー企業やスタートアップ企業のシステムの開発や技術顧問をして生活している
- かれこれ13~4年ぐらいプログラムを作るという仕事をしている
- 趣味はくだらないものを作ること。このブログの「クソアプリ」のタグが付いているものがそれである
オンライン英会話で働いてたら英語ペラペラ何じゃないの?って思う諸氏もいるだろう。サービスを作るのと英語をしゃべるのは別なんだな。 オレもオンライン英会話の会社で働いたら英語ペラペラになっちゃうかも?って淡い期待をしていたが、残念ながらそんなことはないのだ。
今回留学しようと思った動機
一言で言えば、「今年の目標として、ドルでもユーロでも中国元でもほんの少しでも外貨を稼ぐという目標を実現するため」というのが動機。
この動機を深掘りしていくと
- 日本の経済や人口の緩やかな減少すると仕事の機会が減る。それに対して、第三国の仕事をすることでリスクを分散したい
- フリーランスでソフトウェア開発の仕事をしていて現在の日本のソフトウェアエンジニアの単価が大体把握しており上限がなんとなくみえている
- 海外の高単価の仕事を日本でしたら最強じゃない?という甘い考えが通用するか検証をしたい
- よく日本のソフトウェアエンジニアは能力的には英語さえできれば十分海外で通用する説も検証したい
それに、仕事柄ソフトウェアの開発をしているとドキュメントはだいたい英語だし、すばやくドキュメントを理解するために英語力を上げたいのだ。 ちょっと前と違ってここ数年でライブラリの公式サイトのチュートリアルや、導入方法のページがかなり手厚く親切なった。この親切に乗るためにも書かれている英語をすばやく理解する必要があるのだ。
そんなこんなで去年からせっせとTOEIC向けの勉強をして一ヶ月半で200点上げて745点取った。 本当は800点以上取ってTOEICの高得点は英語の入り口に立ったに過ぎないんだぜとドヤろうと思っていたがまだ早かったようだ。
TOEICの良いところは受験料が安いのと、試験の開始が昼からで、情報処理試験のように朝から始まるので試験に間に合わなかったみたいな言い訳が効かないのも良いところだ。
どうしてサウスピークを選んだか
数多あるフィリピンにある語学学校のうち、どうしてサウスピークを選んだと言う理由を説明していく。
一番の理由は人の紹介で、サウスピークに通ったことがある人から個々の学校がスパルタで効果が出ると聞いており、 とりわけ発音の練習が本当に良かったと感想を聞いていたからだ。
発音練習はオンラインだとどうしても教わるのが難しくて、発音練習用のElsa speakというアプリで練習していたがネイティブ度が71%で停滞していた。 発音練習やその成果については別の記事で紹介して行こうと思う。
2つ目の理由としては、インプットも重視している点にある。多くの語学学校はマンツーマンッスンを沢山やれますよを売りにしているが、 インプットとアウトプットのバランスを主張している点に好感が持てた。
3つ目の理由として、日本の英語学習の本を教材に使っている点である。日本の英語学習の本は種類も豊富で良質な本が沢山ある。留学前に事前学習としてその指定教材を使っての予習の仕方、つまり勉強の仕方をアドバイスしてくれるのも良いところだ。
以上のことから、サウスピークを選択した。
今週の英語学習進捗
発音と、スピーキングの授業、それにプレゼンテーションやディスカッションをするグループレッスンを受けている。
ここで今週の学習の振り返りはIT業界で有名なKPTを使って振り返りをしていこう。
KPTとは
KPTはKeep, Problem, Tryの略で日本ではケプトと読む人が多い。
Keepは続けること、Problemは改善したい問題, TryはProblemの解決策として取り組むことである。
Keep
- この学校が謳っている一日8時間以上の学習ができている、大体10時間ぐらい勉強している
- 発音は良くなってきている
- 発音の授業において要練習になった単語の練習にElsa speakのアプリを使う
- 音読を繰り返しているおかげで、少なくとも宿題の英文はなめらかに口から出る
- 食事の量を調整しているので痩せてきている気がする
- よく水を飲む用にしているのもよい
Problem
- 長い単語や、苦手な発音記号が複数ある単語はまだまだ練習の余地がある
- 朝起きると自信満々だが、夕方になると全然喋れてねえじゃんってなる
- 自習において同じ英文を何度も繰り返して勉強するのに若干効率がいいのか疑問を持ち始めた
- 個室で生活しているからか他の生徒と距離感がある
Try
- 発音練習は弱点も見えてきたので愚直に練習する
- 力を抜く音が苦手、ご多分に漏れずVとFが苦手
- 力まないで練習を積んでいこう
- 毎日筋肉体操をして、痩せ傾向を加速させる
- 雑談におけるゴール設定をしよう
- 全然喋れてねぇじゃん問題は雑談において言いたいことを全部言えないのでフラストレーションがたまっているためだと思われる
- 何ができたら達成したかを明確化する。そこで
- 事前に今日使うフレーズを先生用と、生徒用で用意して人数回試行する施策を実施する
- 例えば4人の先生に話すことになるので、4回同じことが出来るってことは3回修正できる
- 自習の方法については、日本においてきてしまった最新の研究を反映した学習脳について書かれているMake it Stick を読み直す必要があるのでKindle版を書い直す