Rack_dev_markで開発環境と本番環境を視覚で判断しよう
検証環境だと思って操作したら実は本番環境で、ユーザさんの情報を誤って変更しそうになったことはないだろうか? このようなヒヤリハットを防ぎたい。 ヒヤリハットと言う言葉を今どき使うかどうかは分からないが、rack_dev_mark と言うGemでいい感じだ。
一言で言うと、ブラウザの画面端に起動時のRAILS_ENVを表示して、どの環境の画面か一目でわかるのだ Rackアプリケーションなら動くのでsinatoraでも動くはず
このように右上に赤色のリボンを表示することができる
マウスオーバーすると半透明になり
クリックするとリボンが消えるので、リボンの裏に隠れたリンクも押せる
Railsでの設定方法
local環境のdevelopmetと検証環境のstagingで有効にする
設定はいたって簡単である
Gemfile
group :staging, :development do # Dev環境の時に表示を出すgem gem 'rack-dev-mark' end
development.rb
Rails.application.configure do # rack_dev_markの有効化 config.rack_dev_mark.enable = true # リボンの色と位置の指定 # オプションの指定 position: 'right'で右上、 color: 'red' でリボンを赤色に指定 config.rack_dev_mark.theme = [:title, Rack::DevMark::Theme::GithubForkRibbon.new(position: 'right', fixed: true, color: 'red')] end
staging.rb
Rails.application.configure do # rack_dev_markの有効化 config.rack_dev_mark.enable = true # リボンの色と位置の指定 # オプションの指定 position: 'right'で右上、 color: 'green' でリボンを緑色に指定 config.rack_dev_mark.theme = [:title, Rack::DevMark::Theme::GithubForkRibbon.new(position: 'right', fixed: true, color: 'green')] end
環境によってリボンの色を変えるといい感じに直感的にわかる
参考
作者の@dtaniwakiさんのQiita http://qiita.com/dtaniwaki/items/dedbf6068ba4155cadae
リボンの位置や色の設定などオプションの設定など https://github.com/dtaniwaki/rack-dev-mark/blob/master/THEME.md
サンプルのアプリのほうが実際どこに何を書いたらいいかわかりやすい https://github.com/dtaniwaki/rack-dev-mark-sample-app